アイソメ寸法はアイソメ図の投影方向と対象の点を指示することで簡単にアイソメ図に寸法を作図します。
アイソメ円・多角形は、アイソメ図の各面とサイズ・オフセットを指定して、正多角形及び真円の投影図を作図します。
アイソメ・アクソメ変形は、平面図・展開図から、投影図への変形をします。
アイソメ作図支援 Ver. 0.70
アイソメ作図支援 Ver. 0.70
■Ver.0.60 →Ver.0.70 の変更点
・アイソメ寸法で文字基点に対応。
・ 〃 寸法図形に対応。
・円、正多角形作図で直径指定→半径指定に修正。
・平面・展開→アイソメ図・アクソメ図への変形機能追加。
・円、正多角形作図で直径指定→半径指定に修正。
・平面・展開→アイソメ図・アクソメ図への変形機能追加。
※ この外部変形は mswin32 版 Ruby を前提に書かれています。 こちらのページなどを参考にあらかじめ Ruby のインストールをお願いします。
※ 動作確認は 1.8.7、1.9.2、2.4.0 にて行っています。
1. アイソメ寸法
- バッチファイルのコマンドラインオプションを編集することで線色・文字・間隔などを変更できます。
- 「--registry」オプションで、Jw_cad 本体の寸法設定のレジストリと連動することが可能です。
- 「--autolayer」オプションで、レイヤ名が寸法・dimension のレイヤを自動的に検索し作図します。
2. アイソメ円・多角形
(1) 「アイソメ円・多角形.bat」を実行して
基準点を右クリックします。
(2) 右図のように[面][寸法],[オフセット]
の順で入力します。
面の名前は水平面が「t」、左垂直面が
「l」、右垂直面が「r」です。
(3) 円の場合の寸法は半径を指定します。
「r15」で右垂直面にΦ30 の円を作図
します。
(4) 多角形の場合の寸法は[角数]:[中心
から頂点までの寸法]:[底辺の傾き(°)
]で指定します。 「l3:15:-30」で左
垂直面に中心~頂点 15mm、傾き-30°
の三角形を作図します。
(5) 辺の寸法で指定する場合は接頭に「p」をつけます。「l3:p15:-30」で辺長 15mm
傾き-30°の三角形を左垂直面に作図します。
(6) 中心から底辺の寸法で指定する場合には接頭に「t」をつけます。「r3:t15」で、
中心~底辺 15mm、傾き0°の三角形を右垂直面に作図します。
(7) オフセットは無指定で、ゼロにリセットされます。 「,」(コンマ)を残して
省略すると前回指定したオフセットが使用されます。
(8) オフセットに「++30」「ーー50」のように指定すると前回オフセット位置から
累積してオフセットを計算します。
この実行後、同じ基準点指示のあと何も入力しないで実行すると、連続複写のように
動作します。
3. アイソメ変形・アクソメ変形
- バッチファイルのコマンドラインオプションを編集することで投影角度などを変更できます。
- 元の図面で、曲線化でグループ指定されているデータは変形後、バラバラの線に変換されます。
Jw_cad の現行仕様で、外部変形内での曲線の扱いに不具合があるため、曲線化の変換は現状できません。
投影面のボタンを押します。
(2) 変換する平面図・展開図の範囲を選択します。
(3) 変形する際の基準点をクリックします。
(4) 変形した図形を作図する基準点をクリックします。
(5) 投影する面を変えて、変形を繰り返し元になる図を完成させます。